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憧れの韓流スターが勢揃い!! [韓流ドラマ]

 最近、すっかり週末には韓流エンタメ本を取り上げるのが恒例になってしまいました。ご好評にお応えして(笑)、今回は韓国スクリーン編集部編「韓国映画俳優事典」(ダイヤモンド社)をご紹介いたしましょう。「韓国人気映画雑誌スクリーン編集部がつくった超保存版韓流スターファイル! 圧巻! オールカラー韓流スター459名総ガイド」と謳われた、韓流ドラマ・映画にはまっている人なら垂涎ものの豪華な一冊でございます。

 スターのプロフィールだけならば、いまやインターネット上に韓流俳優たちのリストはゴマンと掲載されているけれど、本書の特色はそれ以外にも俳優としての評価等が書き込まれている点でしょうか。しかもそれは、日本の愚かな芸能ゴシップ記事ではなくて、韓国スクリーン編集部(日本の同名タイトル映画雑誌とはまったく別物だそうな)の記者による少しばかり辛口のコメントの数々。噂にはよく聞く、韓国内におけるそれぞれの役者としての評価を改めて知り、「うーん」と唸ることしばしでありました。

 結果として、いまをときめくイ・ビョンホンの映画俳優としての苦難の道のりをしっかりと解説してあったり、韓国一美しいと評判の美人女優(私は決してそうは思わない! )キム・ヒソンの映画デビュー作は「テレビの演技と同じく人々を失望させ」と皮肉られ、『ガラスの靴』のキム・ヒョンジュに至っては「ドラマでの活躍に較べて、映画では多様性に乏しい」とバッサリ。キム・レオンもキム・ジェウォンもイ・ドンゴンも、つまりは現在日本において売り出し真っ最中の男優の扱いはホンの小さいものでしかなく、『美しき日々』のZEROことリュ・シウォンなどは可哀想に掲載自体がされていない。ページをめくるたびに「なんてことッ!」と、ご贔屓スターの扱いの理不尽さに怒りを覚える奥様方も多いかもしれません。

 つまり本書は「韓国映画俳優」事典であって、ドラマ俳優を取り上げたものではないということですね。俳優の評価も、映画における活躍度が基準であって、ドラマ中心の俳優はどちらかというと冷遇されている扱いです。しかしまあ、そんなとまどいを差し引いても、一流スターから個性派俳優、名脇役、子役、コメディ俳優、若手ホープと多種多様な観点からカテゴリ分けし、韓流俳優を詳細に解説していく書籍というのは珍しい。韓ドラによく出てくる俳優の真の姿がかいま見れ、自らのマニア魂をそそられること間違いないでしょう。

 ちなみに、私のご贔屓スターでありますチョン・ジヒョンは「映画界の青春シンボル」として特A級の扱いで、ご満悦(よし、よし)。若い頃はお嬢様ふうでぜんぜんピンとこなかったキム・ハヌルも「『ロマンス』で明るいイメージに変身し、『同い年の家庭教師』では天然ボケといわれるまでに…」と、その変身の過程がしっかり書き込まれているのも笑えます。ちょっとデータが古いのが難ですが、現時点では「最高の韓流エンタメ大図鑑」と賞すに値する書籍であります。


韓国映画俳優事典


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コメント 2

お邪魔します。
この本の購入は、いつも悩んでいました。
私は今、日本で売り出し中の方がたを好きなんですが、他の俳優さんも見てみたいなぁと思っていたので、他の俳優さんのことについて見てみるいい本かもしれないですね。
by (2005-05-06 22:34) 

Youkimu

http://www.japan-hotels.hippy.com/
by Youkimu (2006-01-13 02:08) 

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